24V版 真空管プリゴッコ [実験]
以前作った時からP-G帰還ファンになってしまい?
味を占めて今回の24V版実験でも採用しました。
しかし低電圧というのははあっちが立てばこっちが立たず・・・
まして次段を石にしようなんて事を考えるとますます色々悩ましい。
更に出力から帰還を掛けようなどと考えるとこれまたスマートには行かない。
そんな事を考えつつも、
まずは初段でしっかり増幅率が下がっている(帰還が掛かっている)かの確認と、
その他の特性を測定してどれ位改善されているのか調べてみたいと思います。
とりあえず今回はオシロによる入出力など。
球によって流れる電流にばらつきがあるので、
やると分かりますがグリッド抵抗(1M)はVRにして可変させたほうが良さげです。
ついでにプレート抵抗も実測で球に合わせて追い込んでみました。
回路図にある数値は実測なので球によりばらつきます。今回は6922とECC88で検証。
TRONAL製 ECC88
ヒータはB+電源24Vでは手持ちの抵抗じゃどうにも落とし込めなくて、
電源電圧を20Vまで下げ47Ωを挿入して作った。
入力
オシロで見る範囲では特に問題なく上下対象に増幅しているように見えます。
とりあえず20~20KHzではフラットっぽいです。
実際にグリッドリークに頼らず?ダイオードでカソードバイアスにする実験etcもやってみたけど、
入力信号に掛かるし、B+電源が24Vな場合は手間考えるとここら辺が落としどころな気もします。
しかしP-G帰還ってのは素晴らしい・・・
実験は続く~。
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